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宮城県 五十嵐様
<2011/6>
 
五十嵐 ベリーちゃん

宮澤 さま 
 ご無沙汰しております。
 早いものでベリーも明日で6歳のお誕生日を迎えます。
べりーとの生活は本当にとても幸せです。毎日一緒に起きて一緒に寝て、私がお仕事の時はもう一匹の元気な弟分とお利口にお留守番して。
 相変わらずちょっと臆病なべりーはお散歩の時は最初は優雅に歩調を合わせて歩いているのですが、途中バイクの音や、大きな犬を見つけたら急に早歩きになり、私を見ながらもそわそわと先へ先へとリードをひっぱり進んでいこうとします。それなのに車に乗るのはへっちゃらで、もう一匹のログが落ち着かないのにベリーは何事もないように落ち着いてすまして乗っています。
 また主人のこともとっても好きで、ログより先に主人の車の音を聞き分け、一目散にくるくる回りながらお出迎えをしたり、主人がソファの前に座っていると、背後のソファの上から主人の耳を舐めたりと、とにかく可愛い面をいっぱい持っているベリーちゃんです。
 でも残念なことに減量はあまりうまくいっていません。先日もフェラリアの薬を貰いに病院に行った際にやっぱりちょっと太めとの指摘を受けたのですが、これがどうして痩せないんです。お食事もダイエットメニュー(ダイエットフードに鳥の胸肉、キャベツ等を混ぜたもの)、適度なお散歩もしているつもりなのですが、もうしょうがないですね。同じものを食べさせているもう一匹のログは、とにかく家の中を動き回り、お庭を走り回っているのに対して、ベリーは目は動かしているんですけれど、躰は圧倒的にお気に入りのソファの上なことが多く私ももう半ば諦めモードです。
 ところで最初は前に飼っていたビーグル犬が一匹でお留守番していて可哀想だったという事もあり、ログを飼い始めてからすぐにベリーを譲っていただいたのですが、ワンコを二匹一緒に飼ってみて、素敵な発見をする事が出来ました。ワンコ同志にも絆や仲間意識がありそれを大事にしているんだなって。ログが一歳くらいの時、私とベリーは違うお部屋に一緒にいたのですが、突然ログの悲惨な鳴き声が聞こえてきてびっくりしたのですが、それよりもベリーが私より早くログのところに一目散に駆け寄って一生懸命ログの躰を舐めてあげていたことがありました。(幸い、ログは足を捻ったみたいだったのですが、しばらくすると自然に直って歩いていたのでほっとしたのですが。)また、家の中やお庭でログがいつもと違う大きな鳴き声をあげると、ベリーは家の中で寛いでいても必ず加勢に行き一緒に吠え始ます。よく寄り添ってお昼寝もしています。
 ベリーが穏やかで優しいからこんなに二匹仲良しになれたのかもしれません。本当に私達にとってもワンコにとっても二匹で飼ったことは大正解でした。本当に感謝です。 
それではまた、変化がありましたら近況をご報告させて下さい。どうぞお仕事頑張って下さい。

<アマンダより返信>
ベリーちゃん、お久しぶりです! 相変わらずつぶらな瞳でアマンダママを見つめてくれて有難う(別に私を見ているわけではありませんね)。お話くださったエピソードは、特別不思議なことではありません。こちらにいた時からベリーちゃんは何か神秘的なオーラを持った子で、人の心がわかる賢い子でしたよ。昔から特に日本では「犬畜生」などと言われ、ワンコに心などないように言われてきましたがとんでもないことで、ワンコには人に向ける愛情はもちろんのこと、ワンコ同士の友情だってあるんです。しかも人間と違って1本筋が通っており、人のように途中から信用できなくなったり裏切ったりすることなど一切ありません。むしろ人間の方が見習うべきだと思うほどです。ベリーちゃんも犬の中の犬、筋の通った美しい生き方をしていると確信しております! ついでにボディーの方も美しいと良いのですがね(^_^;)。避妊手術後用のフードとキャベツのみあげてはいかがでしょうか。鳥の胸肉は太る原因かもしれませんね。でもお楽しみも必要ですが・・。量を多少抑え気味に与えてみては?
それでは、次回少しでもダイエットできていることを祈念して・・・。


<2011/6>


 
五十嵐 ベリーちゃん(左側:チョコタンパイボールド)

宮澤 さま
 お久し振りです。
 東日本大震災の際は、小心者のベリーはたまたま春休みで帰省していた娘にしっかり守られ無事に事なきを得ることが出来ました。そして先日の67日に元気に5歳のお誕生日を迎えることが出来ました。感謝です。
 二食お昼寝付きの生活が大好きなべりーちゃんは、本当に良く食べよく寝ます。ご飯の準備をし始めると、足元でくるくる回り、しっぽ振り振りで舌なめずりをしてよだれを垂らさんばかりにして待っています。それでもご飯の時は“待て”の合図で待ち、“よし”の号命がかかるまで辛抱強く食べたい気持ちを必死に抑えて頑張ることは忘れません。時に自分のご飯を綺麗に早く食べ終えてしまうと、私をちら見して私が見ていないと思うとラッキーとばかりに 相棒のお茶碗に自分の顔もつっこんで一緒に食べてしまいます。
 二匹、最近は手作り&ダイエットフードに徹し全く同じ量を食べさせているのにベリーはもう一匹と違って動き回るより、お気に入りのソファーでじっとおっとり構えている方が好きなので困ってしまいます。いつの間にやらお洋服もぱっつんぱっつんになってしまいました。美人で可愛く性格もいいベリー・・・なのでスタイルくらいちょっと太目でもまっいいか!? う~んと長生きしてもらう為にはやっぱりダメかな!?
次回ご報告の時はもう少し引き締まったベリーのお写真を送れるよう今回は敢てぱっつんぱっつんを送らせて頂きます。
では、それまでお元気で楽しく過ごされますように。

<アマンダより返信>
ベリーちゃん、震災の時はラッキーでしたね。お仕事でお留守番の時は確かサークルではなしにお部屋で自由にしていただいていたと記憶しておりますが、上から物が落ちて当たったり慌ててどこかにぶつかったりして怪我をすることも考えられますので、お嬢さんに守られて幸運だったと思います。
2食お昼寝つきが大好きなんですね。私も好きです! 出来ればベリーちゃんと立場を入れ替えてもらいたいものです。一生に一度でよいのでこういう優雅な生活を味わいたいです(涙)。 
奥様はお仕事でお時間もあまりないことと思いますのに、手作りフードでダイエットしてくださっているのですか? ご苦労様なことです。無理やりにでもお散歩に連れ出してください。奥様(ご主人様)の健康のためにも良いですので。歩くと体内のホルモンが活性化して、休んでいたあちこちの臓器が「働かねば!」と機能し始めるのだそうです。ですので、若さを保つのみならず体のコンディッションもよくなるようです。*(注)このブログをお読みくださっている方々の中にはお医者様も何人かおられると思いますので、違っていたらお知らせください(汗)。
いずれにしてもダイエットしてスマートになったベリーちゃんの麗姿を楽しみに、次回のお便りをお待ちしております。
PS;私が追い続けたパイボールド・ブリーディング最後の子だけあって本当に可愛いです!自我自賛で失礼致しました(ペコリ)。


<2011/2>


 
五十嵐 ベリーちゃん(チョコタンパイボールド)

随分ご無沙汰しておりました。
先日久し振りに宮澤さまのダイアリーを読ませていただきました。
改めて勢力的だなって。バイタリティー溢れてて行動的で。
本当になんか人生を無駄にしていない生き方ってっ感じで、すごい!!
私も夫をはじめ、私にとって欠けてはいけない大事な人達が今健康で幸せでいてくれている事に感謝です。
そして・・・私をいつも和ませてくれるおっとりのベリーちゃんにも勿論感謝です。
犬は実に、麻薬犬や救助犬、人間を救う為の実験のための犬、野犬などさまざまな形で生まれてくる中で、大変な確率の中、ペットとして生まれてきたべりーちゃん。人に愛される為可愛がってもらうために生まれきたべりーちゃん。本当に大好きです。

しかし今冬は、寒いですねぇ。沢山食べて冬眠して春の暖かさに目覚めたらすっかりスリムになっていて・・・なんてあまりの寒さに熊さんのようになりたい私ですが、現実はそういくわけもなく、それでもお休みの日はすっかり出無精でお家の中で巣籠って仲良く食べれるふかし芋等で分け合って食べていたら、見事にみんなで太ってしまいました。ベリーちゃんはただでさえ避妊後、太りがちなのでダイエットフードに切り替え、キャベツ等のお野菜を茹でて量を増やしてカロリーを抑える食事にしていたのに、アッという間です。なんのこっちゃです。飼主としておおいに反省です。ベリーちゃんは最近特に食べることにききとした喜びを見いだし、ご飯の用意(副菜のキャベツやかぼちゃなどを茹でること)を始めると、お台所から離れず、ときには少しでも餌に近づこうと二本の後ろ足だけで立って鼻をくんくんさせてます。でも太り過ぎは短命のもと。飼主ともども頑張ろうって思っています。

では、またスリムなべりーに戻れたらお便りさせていただきたいと思います。
宮澤さまも元気パワー全快で頑張って下さい。

<アマンダより返信>
近況ご報告ありがとうございます。人生のバッテリーも消え入りそうで、あえぎあえぎよろよろと進んでいる昨今ですが、バイタリティー溢れていて・・・と仰っていただき新たに自ら尻をたたいている私です。ベリーちゃんのこと、「本当に大好きです。」と書いてくださり嬉しいです! 人間にも品格というのがありますが、ベリーちゃんには正に生まれながらの品格が備わっていたように思うのです。「女性の品格」ならぬ「ワンコの品格」といったところでしょうか。良いものを伸ばしていけるかつぶしてしまうかは、ひとえに飼い主様のお人柄次第だな~としみじみ思います。
太り過ぎは人犬ともども体によくないですね。私も6kg、7kg痩せたところで近頃気が緩み、徐々に上昇気流に乗りつつあり反省しきりの毎日です。
仙台もひっそりと春に近づいている様子、またガーデニングに、お散歩にと充実の?季節がやってまいりますね。お互い元気に楽しく過ごしましょう。


<2010/9>
 
五十嵐 ベリーちゃん                (右がベリーちゃん)

宮澤 さま
  9月も中旬になり 朝夕は流石に涼しくなり、街路樹も紅葉し始め 確実に秋めいたものを感じることが出来ると途端に雰囲気に流される私は感傷的になってしまいます。
 日も短くなり、真っ暗なお家で二匹が待っていると思うと、誰よりもお家大好き人間になってしまい、この頃は早々と仕事を切り上げ一目散にあの子達の元へ、です。
 宮澤さまも 今年のらしくない仙台の夏を それでもワンちゃん達と共に勢力的に過ごされていらっしゃるご様子で、“ベリーのママ、頑張ってるね。”と陰ながら応援させて頂いております。

 先日、ベリーちゃんは7ヶ月になるログと一緒に避妊の手術に行って来ました。
 その際、ついでに血液検査と歯石も取って貰い、検査結果も全て異常がなく、歯もピカピカになって帰って来ました。
ベリーのお口の中にはもうとってしまいましたが可愛い乳歯がまだ1本残っていたんですよ。

今夏はベリーにとって実に色々なことを経験した年でした。
宮澤さま宅から離れて五十嵐家の一員となり、子犬ログとの共存、お盆には娘、息子の帰省に伴いご対面、そして先日の避妊手術。
お庭で遊ぶこと。お散歩。お隣の家の方が抱き上げてくれた際、恐くってお隣の方のお洋服におしっこしてしまったこともありました()。アイスクリームの美味しさも知ってしまったベリー。階段を上って二階に行ける様になったけれど降りれないベリー。そして今凝っていることは本能からくる穴掘りもどきのふとん掘り。待てとお座りは憶えたけれどお手が全く覚えれないベリー。(お手なんて必要ないから憶えなくてもいいよねベリー) そして以前よりもっともっと甘えん坊になりました。そして以前よりもっともっと可愛くなりました。

 今年も残り3ヶ月ちょっと。
いよいよ食欲の秋。ダイエットを気にしながら美味しいものをちょっとだけ食べて、幸せ感じながら過ごしていけたらと思っております。
宮澤さまもお仕事頑張って下さい。

<アマンダより返信>
ご無沙汰しております。ここ仙台は、ほんのちょっと前の猛暑が信じられないくらいすっかり秋めいてきましたね。庭からは連日虫達の大合唱が聞こえてまいります。五十嵐様もそうですか、私も秋の気配が漂ってくると頭のてっぺんがジーンときて何か悲しげな心持になります。学校時代はまた2学期が始まるのかと思うと、暑くとも自由でいられた夏の日々が恨めしく思ったものでした<大昔の話ですが>。2学期に不登校に陥る生徒の気持ちがよーくわかります。 
ワンコ達にとっては待ちに待った「秋到来!」ではないでしょうか。ベリーちゃんは生まれてからずっと屋内の生活でしたから、秋の風情というものがどんなかわかりません。木々の葉の紅葉、草の匂い、うろこ雲の澄み切った秋空、そして来るべき冬の霜の冷たさ、踏みしめる音・・・・等等、お散歩で季節ごとの風景をどうぞ思う存分味わわせてあげてください。
心暖かい五十嵐様にご縁があったのもベリーちゃんの人徳、ではなしにワン徳?!の結果ではないかと、こちらにいた頃のベリーちゃんの様子を思い出してはそう納得しております。
避妊手術も無事終えたようですので、是非ダイエットに励んでください。アマンダママもやっとこさ5kg痩せましたよ~。一緒にがんばろうね(^.^)。



<2010/8>
 

 
五十嵐 ベリーちゃん

宮澤 さま
 ご無沙汰しております。
 早いものでベリーちゃんがうちの子になって2ヶ月が立ちました。
 もうすっかり新しい環境にも慣れ、というか今では自分のお城は守らなくちゃとばかりに番犬よろしく、家のピンポンがなるといち早く吠えて迎え撃ってます。私が平日仕事に行く時に、悪い人が来たら吠えまくってね。と常日頃言い聞かせているのが通じたのかな。 先日、ヒートを迎えましたがそれも終えたので、秋にはいよいよ避妊の手術をさせようと思っております。 ただ宮澤さま宅にいた頃のベリーちゃんより、添付写真のログと一緒に横になっているお写真を見て頂くとお分かりになると思いますが、少し?かなり?太ってしまいました。 避妊手術をしたら一層太ってしまいそうなので、その前に減量させねばとお休みの日には朝早く台原森林公園に行き、階段を登ったり自由に走らせたりさせて減量作戦にでたのですが、なんと言っても優雅なベリーちゃん、あまり暑さは得意じゃないらしくいぶかしげに私を見つめるので、ついついしょうがないかと大した運動もせず帰って来てしまいます。 また、夜は夜で、私が就寝のため二階に上がっていくと、くぅ~んくぅ~んトイレも完璧に出来るようになったんだから連れてってよ。とお鼻を鳴らし大きな目で見上げるので、今ではみんなで一緒に寝るようになってしまいました。ベリーちゃんの大きなお目めの眼力は凄くて、ついついべりーちゃんのペースになっているような気がしないでもありませんが・・・・(笑)漸く7ヶ月になった先住犬のログとも、ひたすらログがベリーを追い掛け回し、引っ付き回しで気が付くと一緒にいます。 日中はどうしても仕事があり、二匹で淋しい思いをさせていますが、その分は夫婦で働いている分少しだけお金をかけてあげることが出来るので、少しだけいい餌を与え、お部屋のクーラーの温度を一定にセットしてと、健康管理に気を付けてあげることで、残りの人生少しでも長く共生出来たらと願っています。 ベリーはログが大きくなるに連れて、同じミニチュアダックスなのでよく分かるのですが、お顔が可愛いだけでなく骨格や身体のバランスがとっても綺麗で性格も穏やか、これが本当のこだわりを持ってお仕事されているアマンダブルーのブリーダーのワンちゃんなんだと私自身心に強く響くものがありました。べりーは改めて立派なブリーダーさんに育てられた代表選手の一匹なんだなって。誇りに思ってベリー!と。 本当に一筋縄ではいかない大変なお仕事だと思いますが、くれぐれもご自愛して、少しでも順調に永く続きますようにと願っております。

<アマンダより返信>
近況ご報告ありがとうございました。時折ベリーちゃんのこと、「どうしているかな~」と思い出していたところでした。この暑さですのでクーラーなしではお留守番のワンコも熱中症になってしまいますね。少々お金のかかることではありますが、家族ですので当然のことだと思います。当方もこの時期は常時5部屋、時に6部屋24時間クーラーを付けっぱなし状態です <月末が怖い(^_^;)>。
ベリーちゃん、たった一人でお留守番よりも弟分のログ君と一緒のほうがどれだけ心強いかわかりません。互いに仲良しでいいですね。ワンコ同士の絡み合いを見ていると本当に癒されます。人間のように互いにののしることもなく、ただ無邪気にガウガウ言って、上になり下になりじゃれている様は何とものどかで見ているほうも穏やかな気分にさせられます。五十嵐様ご夫妻も、ベリーちゃんをお迎えの時には先住犬ちゃんと相性が合うかどうか心配されておりましたが、今ではご安心なさっているのではないでしょうか。一度2頭のお留守番風景を隠しカメラで見て見たいものです。
また、一緒に寝てくださっているとのこと、ありがとうございます。究極可愛がっていると自然にそうなりますよね。当方でも寝ている間はじっと大人しく、「起こさないように」と静かにして気配りをしてくれるのですが、飼い主(私)が起きたのが分かるや否や顔のところに近付いてチュッチュ攻撃をしてくれます。
避妊手術を予定してくださっているそうで有難うございます。避妊後の肥満防止のためのフードも出回っておりますのでトライしてみてはいかがでしょうか。お写真を拝見すると・・・そうですね、こちらに居た時より贅肉がついているようですね。まるで半年前の自分を見ているようで辛いものがあります(^_^;)。 涼しくなったら運動とダイエットフードでウェイトダウンすると良いかもしれませんね。
過分なお言葉有難うございます。どこまで続けられるか???ですが、今いるワンコたちの幸せのために鋭意努める所存でおります。
それではまた、宜しければ避妊後の様子などお知らせ下さい。


<2010/6>
6/20のメール≫


 

 
五十嵐 ベリーちゃん

宮澤 様
ベリーが家に来てあっという間のというか、ドキドキハラハラの一週間が過ぎました。
この一週間は、日中仕事をしていても帰る時間ばかり気になってしていました。
幸い、主人が営業で比較的時間に都合がつく時は見に帰って来ていましたが、いつもお利口に無駄吠えもせずいたずらもせずログと共に大人しく待っているとのことでした。
平日は帰宅後は、すぐサークルから出して自由にさせて、ご飯のときはまたそれぞれのサークルで食べさせてからお散歩に行くようにしています。
べりーは実に辛抱強く、仔犬のログの噛み付きや背中への飛び乗りにも大人の対応で接してくれて、あまりに酷いときだけは向かって自衛していますが、しばらくすると二匹で家の中をリビングから廊下へ出てまたリビングへと家の中をぐるぐる走りまわっています。

ベリーは、どうやったらこんなに性格の良い犬が育てられるのかというくらい性格が奥ゆかしく優雅で、本当に可愛くて愛さずにはいられないワンちゃんで、宮澤様に譲っていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
写真にもありますようにソファの端の場所がお気に入りでよくそこに座って寛いでいます。
お庭も当初は怖がっておりましたが、今ではくんくんと臭いを嗅ぎ、お散歩にも行くようになりました。
トイレの方は、まだですがそのうち憶えてくれるものと期待しています。
ログとも仲良くして受け入れてくれそうなので、良かったです。
主人も私も仔犬のログと甘えん坊のベリーが来て、ついつい声も気持ちも優しくなり、これからのこの子達との生活が嬉しくていっぱいです。
では、またメールさせていただきます。                                           五十嵐

<アマンダより返信>

ベリーちゃんの近況ご報告有難うございました。
お仕事中にお時間を割いて様子を見に行っていただいたとのこと、安心いたしました。ベリーちゃんが少しずつ新しい環境に慣れ、幸せに過ごしていることがとても嬉しく感じさせていただきます。4年間犬舎でそれなりに楽しく過ごさせてはきましたが、やはり1対1で一般のご家庭で可愛がっていただくこと以上のことはできません。お散歩で外の世界を知ったベリーちゃんの喜びはどんなだったでしょう。ログちゃんとの関係も良いスタートを切ったようですが、月日を経て一層絆が深まっていくのではないかと確信致します。大きさの違いはそれ程気にならないと思います。ベリーちゃんは他の子たちとの関わりをずっと経験してきましたのでお友達ワンコがいたほうがハッピーだと思いますよ。いずれでこぼこコンビで寄り添ってお留守番のできる日が来るのではないでしょうか。
ベリーちゃんは、私がとても気に入って犬舎に置いていたパイボールド(ダックス)です。10年くらい前アメリカからクリームパイボールドと一緒にチョコタンパイボールドのオスを輸入しその子たちをベースに可愛いパイボールドを作りたいとブリーディングを続けてきたものですが、今は4歳のこの子を残すのみになりました。が、交配のオスが老齢になったためここ1年ほどは、犬舎でただ遊んでいるだけでした。室内運動場で私の顔を見ると必ず走ってきて愛想を振るうのですが、そのマイルドなお顔を見る度また優しい人柄(犬柄)に接する度「ごめんね、早くファミリーを見つけてあげるからね」と謝っていたのを昨日のように思い出します。なかなか手放せなかった理由は他にもあります。パイボールドの価値をわかっていただける方にお譲りしたかったのです。ダックスではあっても知る人ぞ知る・・・で分からない人は雑種扱いに、気に入らなければ保健所に連れて行かれるのではないか、という憂いがありました。そんなことがあれば私は寝込んでしまいます。それならいっそ手元で一生面倒を見ようという思いもあってぐずぐずしていたのです。
ところが五十嵐様にご対面させていただいた際、ワンコを見る熱心な視線やこれまで飼ったワンちゃんへの愛情物語を聞かせていただいたとき、この方ならお任せしてもいいな!と直感したのでした。予想は当たりました。早速わんちゃんのために立派なコーナーを作ってくださりご報告の画像を送ってくださいました。さぞ心配しているだろうとのご配慮からだと思います。自営のお仕事なので急な時はご自宅に立ち寄ることもできると伺って一層安心致しました。
ベリーちゃんがいなくなって寂しい気がいたしますが、時折画像を送っていただき様子をお知らせくださればそれで満足致します。いつまでも私の愛娘であることに変わりはありませんので・・・。
これからもどうぞ宜しくお願い申しあげます。

≪6/26のメール

五十嵐 ベリーちゃん
(右側)

宮澤 様

さぞお忙しい中、温かいメールを頂きまして有難うございます。
生活ペースがガラッと変わり、帰宅後はまずゲージのお掃除をして、ワンちゃん達にご飯を与えてから、お散歩。
それから自分達の食事の用意と続きまして、一日があっという間に過ぎてしまい返信が出せずじまいで申し訳ございませんでした。
 でも、とにかく可愛くて幸せな毎日です。
ベリーは先週 フェラリアの薬を貰いに、ベリーはとっても恐がりなので一匹では心細いと思いログの健康診断も兼ねて一緒に車に乗せて動物病院に連れて行ったのですが(車の中では助手席に毛布を置いてキャリーには入れずにそのまま乗っけていったのですが、二匹とも借りてきた猫のようにおとなしくしていました(笑))案の上、失禁してしまいましたが、普段は引っ付き回されてうるさく感じているでしょうがこの時ばかりはほんの少しログの存在を頼もしく思ったかも知れません。でもお散歩の時は全然逆で、ベリーが結構慣れて来たのに対して、ログはお庭から一歩外に出ると恐がって歩きませんが。
 ご飯も少ししか食べてくれませんでしたが、茹でた鶏肉を細かく刻んで少しだけ混ぜてあげるとペロッと食べてくれて、それだけで嬉しくなってしまいます。
ここんところ暑いので、お水に氷を入れてあげたらその氷を加えて自分のお気に入りのソファまで持っていって噛み砕いて食べていました。新しいベリーの発見です。
ベリーの吠える声も初めて聞きました。朝、二階から私が降りていくと喜んで大きな声で吠えました。
主人は、休日は朝寝坊大好きなのに、二匹に会いたくてとっても早起きになりました。
 動物病院の先生に 日中二匹で一緒にしていても大丈夫でしょう と云われましたので、トイレも宮澤さんに教えて頂いたベリーがしていた通りに新聞紙の上にペットシーツを一面に敷いてさせるようにしてみたら、9割方お利口にそこでするようになりましたので、今までは二匹別々のゲージに入れてお留守番させていましたが、二日前からゲージには入れずに二匹自由にさせてみました。ベリーは昨日帰ってみると小さないたずらをしていました。お玄関にあった主人のサンダルを持ってきてお部屋の中で見事に噛み切っていましたが、ログはまだ小さくてお玄関には降りられないのでこれはべりーの仕業ですが、うちに慣れてきた証拠ですね。仲良く二匹でお留守番が出来るようになりました。

二匹のワンちゃんがわが家に活気を運んでくれます。
主人などはこの二匹のワンちゃんのために仕事を頑張ろうなどと、東京にいる子供達はそっちのけ?で張り切っています。

二匹がこんなに早くお利口さんに仲良く慣れたのは、本当にベリーの性格の良さが全てだと思います。
宮澤様が大事に育てたベリー。綺麗でちょっと臆病なベリー。今度は私達が大事に可愛がりながら共に残りの人生を過ごさせていただきたいと思います。

<アマンダより返信>

 ベリーちゃんの2週間後の様子をお知らせいただき有難うございました。お仕事のあと、帰宅後のお掃除お世話できっとたいへんなことでしたでしょう。
ベリーちゃんと先住犬のログ君、それぞれに補いながら共存しつつあるようで微笑ましく感じさせていただきました。氷をソファーまでくわえていってカリカリしているそうですね、ペット飼いをしていた頃は我が家でもよく見られましたが、今では懐かしい光景です。ベリーちゃんにとってどんなにか冷たくて美味しい初めての経験だったことでしょう。
 ご主人様が2頭に会うために早起きになったとのこと、どんなに可愛がっていただいているのか分からせていただきます。トイレも大方覚えつつあるようで良かったです。留守番の際2頭でお部屋に自由にしていただけるようになったんですね。ただ、留守の間異物を飲み込んでたいへんなことになったワンコの話しをよく聞きますので、危ないものは全て片付けて行かれるか、あるいはワンコのコーナーに入れておいたほうが安全かも知れません。ワンコに関しては、「まあ大丈夫だろう」が通用いたしません。私も常に「こうしたらこうなるのではないか?」と先々を予想しながら危険防止に努めております。わが子を育てるより何倍もの注意をしているかもしれません。くれぐれも開腹手術や手遅れ状態にならないようお気をつけ下さい。
蒸し暑い日が続きますが温度や湿度にご注意いただき、ご夫妻、ワンちゃんともどもどうぞ健康にお過ごし下さいませ。またお時間ができたときにでも近況をお知らせいただければ嬉しい限りです。

PS;五十嵐様からいただいたベリーちゃんのお便りを日頃ともにお世話していたスタッフに写真を添えて見せたところ、「こんなに幸せになって・・・」と言葉を詰まらせ涙ぐんでおりました。改めて私及び主人からも御礼を申しあげます。


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