アマンダおばさんの
♪♪
Random Diary♪♪
ランダム   ダイアリー



2008年7月
前の月 次の月
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31



目次に戻る


7月31日(木)

<最近の出来事>

ここ東北はまだ梅雨が明けないようだ。だが春先に苗を植えた庭の野菜たちは約束どおり次々と実をつけては私たちを喜ばせている。今年は昨年のキューリ、ピーマン、ハーブ類に加え、しし唐辛子、イエローミニトマト、セロリ、レタス、シソ、木いちごなどを植えた。庭の手入れの折にセロリ、トマトなど取って食べながら水遣りなどするのであえてサラダを作らなくとも良いと思うほどだ。収穫した夏野菜でカレーなど作ると美味この上ない。なにより毎朝のようにこれが生っただの、あれが取れただのと夫婦ではしゃぐのがいと楽し。草花のほうもいつもの花の他にスカビオサ、ダチュラ、フウロウソウ、ジギタリス、ミモザ、ブロワリア、フランネルソウ、オリエンタルポピー、フロックス、ユーカリ、オレガノを新たに加え、その他ワンコのお客様でお花屋さんの方からもミリオンベルとゼラニュームをたくさん頂戴した。猫の額のわが庭はもはや足の踏みどころも無い。それにしても常に好き放題ガーデニングをさせてくれる主人には感謝である。
 6月18日にアメリカの絵本画家でありガーデナーのターシャ・チューダーさんが92歳で逝去された。彼女の広大な庭園は私も夢見るところであるが、9年ほど前ターシャさんの美しい写真集の中にコーギーがいたのをきっかけにコーギーのボニーを飼った。交通事故で、5歳で亡くなるまで私たち特に主人の愛するワンコだった。他に、ターシャと名付けたプードルは今も可愛い子犬を産んでくれている。テレビのBSでも拝見して身近な存在に感じていたが、生き方を含め強くインスパイアーされた。ここに心よりのご冥福をお祈りいたします。
 話は変るが、最近何人か印象深いお客様とのお出会いがあった。当方からこれまで3頭のプードルをご用命下さったAさんがこの度4頭目の子犬をご予約下さった。長年のお付き合いになるが、当方に深い信頼を寄せてくださっていることが何より嬉しく感じさせていただいている。極小の子を育てるのがとてもお上手な方でいつも安心して子犬をお譲りさせていただいているが、この度も超ティーカップをお譲りさせていただいた。譲渡後1ヶ月経った昨日お電話があり、「ちゃんと自分でフードを食べてとっても元気にしておりますよ。性格が穏やかで何よりとっても素直な子なんです。そして頭が良いんですよー」、とご報告下さった。あの小さかった子が・・・と思うと感無量だ。譲渡までは4,6時中、心が離せなかったが順調に軌道に乗った様子に胸が一杯になった。
 ペットショップでプードルを購入されたBさん、お友達犬にとネットで調べて当方に見学に来られたのは2ヶ月ほど前のことだった。「ショップのプードルとは全然違いますね〜。毛艶、お顔が段違いですよ。」といたく感じ入ってくださり次々と2頭お求め下さった。そして更にこの度は極小のティーカップを育ててみたいと3頭目をご予約いただいたのだ。お若いカップルなのにわんちゃんにかけられる拘りを強く感じさせていただいた。初めはワンコに興味を持たなかったご主人様だが今はとてもプードルにはまっているのだそうだ。
 また、ある方からお電話が入った。お聞きすると10年前当方よりプードルをお求めいただいたCさんのお友達だそうだ。Cさんのお名前をお聞きするとかすかに覚えがある。そのお友達の方が「実はアマンダさんから10年前にプードルを買ったCさんからいつも、プードルを買うならアマンダさんで買うんだよ、他からなんか買っちゃだめ、って言われ続けておりました。実に10年間、会うたびにそう聞かされていたんです。私もプードルが欲しい欲しいと思ってはいたんですが、なにしろ仕事が忙しく飼えなかったんです。が、この春引退することになりようやくワンコが買えるようになったんですよー。」と仰ってくださるのでした。そして今から見に行くから、と秋田より車を走らせて早速に見に来られたのでした。長年事業をてきぱきこなしてこられたご様子、この子そしてお友達にもう1頭この子と決められ、「うちに来たからには絶対幸せにするからね〜」と言って2頭のワンコを連れ再び遠路秋田まで帰られたのでした。その後何もご連絡はないが、きっとお賑やかにワンちゃんとの共存ライフを楽しんでおられることだろう。
 15年前に当方からプードルをお迎えいただいたDさん、「実は昨年亡くなったんです」、とお電話をいただいた。原因は子宮蓄膿症?のようだ。「でも15歳まで生きたということは大往生ですね。大切に飼っていただいたんですね〜。」とお話しすると、「いいえ、私はあの子に20歳までは生きていて欲しかったんです。だってとっても元気で、15年間一度も病気らしい病気をしたことがない子だったんですよ。病院に行くといったら年に1回のワクチンとフィラリアのお薬を貰いに行くくらいで・・・。」と涙ながらに語られるのでした。子供達が自立して外に出て行った今、夫婦2人きりでとても寂しいのでまたプードルを飼おうと決心したとのことでしたが、再度亡くなったわんちゃんと同じ犬舎のブリーダーから購入しようと思ったようです。まだやっているとは思わなかったと言われ!?でしたが(^-^)、互いに年を重ね15年の年月を経て再会させていただいたことがとても感慨深い出来事だった。
 
 生き物ゆえ100%満足はいかないかもしれないが、こうして当方に対し好意的に見てくださるお客様とのつながりが明日への希望につながっていくことを改めて感謝させていただく今日このごろである。




*不許転載*
Copyright(C) 2001 S.Miyazawa
ページのトップに戻る
目次に戻る