アマンダおばさんの
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6月24日(木)

<ブリーダーの使命>

特にサッカーを見たいわけではないが、このところ深夜族の仲間入りをしている。まあ、おばさんが深夜に起きていても別に悪いことはないのだけれど・・。夕食を済ませるととたんに眠気が襲ってきて一眠り、ナーサリーの子犬達のチェックのため11時ごろに起きると、もう目が冴えて眠れません。以前はここで夜食をつまんでいたのがドクターストップがかかってからは砂糖なしのコーヒー一辺倒に・・・。ますます覚醒されて、気がつくとしらじら夜が明けて、「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは・・・」の世界に突入している今日この頃です。日中はワンコのことで精一杯、じっくり人生を振り返るゆとりがない故、この時間が自分にとっても意義ある時間帯になっている。幸い主人は今までも、そしてこれからも私の好きなようにさせてくれるので何も問題なしである。
 「主人」という言葉は今ではあまり好まれないようで、「夫」という人が多いようだ。暗に妻と夫は同等だから、というニュアンスが含まれている。だが昭和生まれの私にはどうも抵抗がある。実態は同等の扱いをしているかもしれないが、気持ち的には敬の心を持ち続けていたいといまだ思っている。人間の価値は平等でも、組織は大なり小なり目上目下の関係で成り立っていると思う訳で。
話題が少しずれたが、ワンコのブリーディングをやっていてこのごろ思うことは、ブリードする一番の目的はワンコの幸せのため、2番目はワンコを飼われるご家庭の幸せのため、そして3番目がやっとブリーダーの幸せのためではないだろうか、ということだ。いわばワンコとご家庭の橋渡しをする縁結びの役目がブリーダーなのではないか。もちろんワンコ達に健康で快適な環境を提供するにはずいぶんと経費がかかる。医療費、食費、光熱費、人件費、宣伝費・・・と想像以上の費用がかかるのだ。なので無料で差し上げることもできずにいるが、たとえ成犬里子の無料犬や安価なワンコであっても、ワンコが大切にしてくださるご家庭にお婿入り(お嫁入り)できたときには心から嬉しく思うのである。過去にもワンコを迎えるにあたり2週間の有給休暇をとった方、会社の昼休みに電車で様子を見にご自宅に戻って下さった方、家族が一人(1頭)増えるのでご近所にちょっとした品を持参して挨拶に回って歩いたと言う方、他にも一緒に寝るのはもちろん、お風呂にも一緒に入るんですという方がいたが・・・どれほどの暖かさに包まれて生活させていただいているんだろうかと、自分のこと以上に嬉しさ一杯になる。そして、ワンコをお迎えいただいたご家庭がどの家庭も、それまで以上により一層幸せになっておられる様子を見聞きするにつけ、正に私の使命はここにあったのだ!と思わずにはおられない。皆様に幸せの種をお分けし、そして最後に・・・許されるなら、24時間勤務に近い働きのために少しだけのお手当てをお与え下さい・・・というのが正しい筋道なのだろうと思う。
 ナーサリや幼稚園組の子犬のあどけないお顔を見ては、今日も「ごめんね、決まらなくて・・・」と詫びつつ経費とのはざまで揺れ動く毎日である。

 6月25日(金)

<ダイエット>

 年初め定期健診を受けたら高脂血症、悪玉コレステロール多しで、いつ何時倒れてもおかしくない状態と医師より伝えられた。以来ダイエットを心がけている。また、更に輪をかけて秋には次男の結婚式がある。黒留袖は持っているのだが、お嫁さん側から簡単に洋装でいかがでしょう、などと言ってきているようだ。和装なら恰幅の良いほうが様になる場合もあるが、洋装となると花束贈呈などでシルエットが人目につく。こりゃあどうしたってダイエットせにゃならぬ(汗)、といったわけで5月頭から意識して始めた減量、いまのところやっとこさ4kg痩せた。
 ところで、これまで2回ほど13kgのダイエットに成功している。1回目は長女のお産後、長男の妊娠前。3950gで産んだ長女に、今度は小さくて可愛い子を生もうと妊娠前からダイエットした。13kg痩せたところで引き続きダイエットしながら10月10日を過ごした。お陰で長男は3、300gで生まれた(それでもいまどきの新生児より大きい)。長男はまさに野菜サラダと豆腐、納豆、枝豆、ご飯なしのさしみ、魚から作られた赤ん坊だった!2回目はたぶん海外旅行のためだったと思う。どうせ行くのなら綺麗に格好良く、というわけだ。
 以前何かで聞いたはなしだが、オーナーが痩せている場合はそこで飼われているワンコもスマートだが、そうでない場合は比例してやはりワンコも太り気味なのだそうである。何となくわかる。私自身食べたいだけ食べている時はワンコ達のもたくさんあげてしまう、だが、ダイエットしているときは自然フードも残さない程度に少しだけになる。皆様のところではいかがでしょうか?


 6月26日(土)
<8年前のワールドカップから思うこと>
 昨日のサッカー、デンマーク戦は見ごたえがあったようだ。私は、残念ながら数日続いた深夜族で体が持たず、肝心のプレー開始の直前で爆睡してしまった(涙)。まあ、こんなにも好結果に終わるとは予想だにしなかったことにも因るが。
 前々回のワールドカップ日韓大会では、自宅から歩いて5分の仙台市体育館で、主人と共に大きいスクリーンのパブリックヴューイングで応援したものだった。あれから早8年の月日が流れた・・・もう8年が経ったのだ。今でもありありと思い出す。当時ワンコの空輸で空港に行く機会が頻繁にあった。まるで空港の職員さんのように連日通っていた。仙台での試合の次の日だった。空港への道すがらいつもはいない人の波が沿道のあちこちに散見された。「何だろう。何かあったの?」いつもと違う雰囲気にふと見ると何と・・バックミラーにパトカーが見えるではないか。追い立てられるようにしばらくパトカーの前を走っていたが、何も悪いことはしていないのに・・・何か不気味、と思ってやっと気がついた。パトカーの後ろには昨日試合を終えホテルに1泊した選手たちが空路帰宅するために専用バスに乗っていたのだ! パトカーはそのバスを先導していたのだった。なるほど、このままパトカーの前を走り続ければいつになっても後ろのバスに乗っている選手達には会えない。思い切って沿道に車を止めて車から降りた。まもなく選手達の乗っているバスが私の目の前をおもむろに通り過ぎて行ったのだ。他には誰もいない穴場の場所で、私一人! 今でも覚えているが、黒のコンシャスワンピを着ていた。おまけに当時はスリムだった。絶対見たよな! わたしを! 選手たちは。景色以外他に誰もいないゴールドスポットだったのだから。当時の選手は、中田、小野、中村、柳沢、稲本、樽崎、宮本・・等だった。いずれにしても空港通いの役得で良い思い出を作ってもらった。引き続き空港内で、チームメンバーが飛行機のタラップを上っていく姿を見たことを追記いたします(^.^)。

あれから8年経ったのだ・・・。「光陰矢のごとし」だ。
折りしも6月は、マイケル・ジャクソンが逝って1年、そして絵本作家ターシャ・チューダーさんが亡くなって2年である。あのマイケルやターシャさんはもうこの世にはいないのだ。1つとして同じものが同じ状態でいることはできない。生きとし生けるものは、皆いつか死を迎えるのだ。1年前の自分はもういない、2年前の自分とも違っている、まして8年前の私はとっくにどこかに消えていて残像さえない。人は、死に向かって日々生きていると言って過言ではないのだ。明日自分が生きている補償はない。だとしたら、今日1日、最良のこのよき日を精一杯楽しく有意義に、そして上機嫌で生きさせてもらうことではないだろうか。反対に形あるものに囚われているといつまでも充足感は得られない・・・。

6月27日(日)

<秋色アジサイ>
 梅雨真っ只中、今日も朝から雲行きが危しい。降らないうちにと、テラコッタを軒先に移す。ゼラニュームやカランコエなどは多湿にするととたんに弱ってくるからだ。毎日その日の天気によって重いテラコッタをあちこち動かすのが少々しんどい作業ではある。テラコッタといえば、我が家はプラスティックの鉢はあまりない。ほとんどがテラコッタかファイバークレイだ。重いのが難点だが、その風合いはプラスティック製の鉢にはかなわない。イタリア・トスカーナの~社のバスケット模様のものからシンプルなものまでいろいろ集めたが、中には大きすぎて未だ使わずに東通路に積み重ねているものもある。鉢花作りはまず鉢選びから、と言われるように入れ物にも拘りたいものだ。
 アジサイはうっとうしい曇り心を明るくさせてくれるのでお気に入りの花である。ちょうどバラが一段落した後の寂しさを埋めてくれるように咲き始める。この花の色に元気付けられる方は多いのではないだろうか。
 2,3年前より西安(シーアン)のピンク及び青のハイドランジアを好んで集めるようになった。ご存知の方も多いと思うが、ピンク(青)からグリーンにそして秋にはまたニュアンスのある秋色に変わり、しかも最後はドライフラワーで楽しむことができる超お買い得な優れプランツなのであります。唯一の難点は、庭に地植えすると土のPHの関係で? うまく色が出ないとか何とか?根詰まり防止に大鉢に移す際もそれなりの土と施肥をしないと再現が難しいことである。そういえば1昨年購入したシーアンは、昨年はそれもどきの色に咲いてたな~と思い出す。フラワーショップの店員さんに教えていただいたように、今年はうまく色が出るように頑張ってトライしてみようと思う。今月またシーアンを購入したが、その際隣に並んでいた別のアジサイに釘付けになってしまった。タグを探るとそれは、「ハワイアンブルー」だった。ネットで調べると何でもない普通のブルー色の画像が多いが、私がショップで目に留まったハワイアンブルーは青の時期が終わってアンティーク色に変わったところだったのかもしれない。シーアン以上に惚れ惚れしてしまった。ブルーグレイのなんとも言えない、言わばこの世のものとも思えない色彩にハートを射抜かれた思いだった。早速2鉢買い求めたが、庭に並べると予想通りテラコッタによく似合い、ヴィヴィッドな花々の中で地味な色が不思議に引き立って見える。連れてきて大正解だった!
 余談だが、私の行きつけでお気に入りの園芸店は、ネットで売っている値段の半額で(ネットが倍額なのか)しかも品質が良いものばかりを揃えている。空港への途中にあるので行くたびに寄って来るが、店員さんも皆馴染みで親切で、私のお気に入りのショップになっている。
 来月になったらこれまではびこっていた普通のアジサイをばっさり剪定し、土と肥料に気をつけながら試しにこのアンティークアジサイ達の一部を地植えしてみようと思う。どなたか詳しい方がおりましたら注意点を教えてくださいませ。


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