アマンダおばさんの
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10月10日(水)

ワンコファミリーの幸せ=我幸せ

コスモスがピンクのグラデーションで咲きそろう風情ある季節になった。左に風が吹けば吹いた方向に一斉に傾き、向きが変わり右に吹けばまた一斉に右に傾く。決して逆らうことなくあるがままに合わせているコスモス。見るたびその素直さには心惹かれる。自分自身、良いことも悪いことも、でき湧く全てをあるがままに「これでよし」「これがいいんだ」と素直に受け取っているだろうか、喜んでいるだろうか・・・と考えると全く自信がない。
コスモスを見習って今日も1日さながらの心で生活しよう!
 先日、「ブラックのプードルを探していたんです」という青年に見学の予約をいただき当方にお出でいただいた。時間ピッタリに来られとても礼儀正しい好青年だ。まだ結婚はしていないらしい。この方が飼われるのだろうかと環境をお聞きすると、お母様のためにプレゼントされると言う。詳しく伺うと、お父様が早くに亡くなりお母様の手一つで育てられたこと、前飼っていたコーギーが亡くなり意気消沈している一人暮らしのお母様のためにお好きなブラックのプードルを買ってさしあげたいと当方に来られたことが分かった。この青年の挙措動作、言葉を見聞きしただけで育てられたお母様がどんなご立派な方かが想像できた。玄関先でお話ししている間もブラックのチビちゃんはくるくると愛くるしい動きで愛嬌をふりまいている。この子がお母様のもとに嫁いで行ったらきっとお母様は喜ばれてお元気になるだろうなと確信した。
 翌日青年は子犬を迎えに来て、その足で車で2時間半のご実家に連れて行かれた。我が家を発ってから2時間半、今頃着いただろうか、お母様の反応はどんなだろうか? 想像しては思わずにっこり・・自分まで心うきうき楽しくなった。
 この方に限らずワンコをお引渡しした時はいつもそうだな~と思い出す。東京から新幹線で迎えに来られた場合はもう東京駅に着いてご自宅に到着した頃だなとか、空輸で送った場合はそろそろ空港に着いた頃だとか、意識の中で譲渡したワンコを追っている。到着後「無事着きました!」と丁寧にご連絡いただく場合もあるが、全くお知らせいただかない場合もある。どうなのだろう、ちゃんと着いたのだろうかと心配になるが、きっとワンちゃんのことで一杯で連絡するのを忘れているのだろうと、そう解釈することにしている。
 ブラックプーの青年は案の状ご丁寧にメールで到着のご連絡をくださった。
「本日はトイプードルをお譲り頂きまして、本当にありがとうございました。こちらは無事に○○○の実家に到着しました。そして、母親もかなり気に入ったようで、かなり喜んでおりました!
2人で検討した結果、『○○○』と名付けることにしました!一生涯愛して、家族の1人として、育てて参ります!

今後とも何か分からないことがありましたら、連絡等したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。」
と・・・。他人様のことながら我事のように心から嬉しく思った。休みごとに実家に帰るのが楽しみになりました、と仰っていた青年、お母様のご苦労を知った上での親孝行なのだ。お母様と青年の幸せのため、少しなりともお役に立つことが出来て嬉しかった。

   



10月22日(月)

アラカルト
<VOL.1>
 昨年末地震でクラックが入った外壁を何年かぶりに修繕を兼ねて塗り替えたのだが、どうも気に入らない。主人は「遠慮しないでいいから塗り替えたら」等言ってくれるのだが、あと何年生きられるかわからないのにまた費用をかけて塗り直しするのもいかがなものか?災害で不便な思いをしている方々もいるというのに・・・。でも・・やっぱり嫌なんだよな~。すると主人、「墓場まで持って行けるわけじゃないんだから、生きているうちに好きなようにしたら」。この一言で決心した。今月半ばから足場を組んで今週から塗る予定。今回はアンティークのお店兼建築のコーディネーターに依頼した。吹付ではなくエイジング塗装をする予定。どんなふうになるのか期待半分、不安半分。でも、エクステリアにしろインテリアにしろいろいろいじくっている時が一番幸せな時かも。今までも一件の家にどれだけ増築・改築を繰り返していじくりまわしてきたことか・・。築30年以上も経っているのだからいいかげん新築したほうが良さそうなものなのだが新築は好まない、というかこだわってつぎはぎしてきているので新築は範疇外。リビングの床など歩くと一部ぎしぎし音がする。アンティーク風でいいんじゃない?など開き直っているが、何のことはない、ただのボロ屋敷なのだ。

<VOL.2>
 最近のマイブームはデロンギのコーヒーメーカーで飲むエスプレッソだ。一昨年イタリアに行って以来エスプレッソに目覚めた私達。何とか家でも飲めないかと探していた所、通常の5、6倍の値段のコーヒーメーカーをネットで見つけてきた。今までではありえな~い価格の「ブツ」だったが、以来朝のおめざはこれなしでは済まなくなった。あの苦味が一日のやる気を起こさせてくれる。朝豆と水をセットするだけでボタンを押すといつでもシューシューと出てくる。1日に何回飲むことか。味は天下逸品。グルメの長女も「ここのコーヒーが一番おいしい」と言う。ダイヤが本物かどうか見極めるには本物を持つことだと言われるが、まさしく当てはまる。スタバを初め他のお店のコーヒーはもう飲めない。このエスプレッソにケーキを合わせると、・・・もう・・・最高でがんす! 

<VOL.3>
 2,3日前、山田監督が推薦する映画の番組で「下妻物語」を見た。パソコンをいじりながらチラ見していただけだったが、ヤンキーの白百合イチゴ扮する土屋アンナの演技が本物のヤンキーに見間違うほど堂にいっていて、思わずメールの指を止めてしまった。台詞や動作のみならずあの目つき、唾を吐く所、笑える場面続出。下妻最強レディース・ポニーテールのリーダー亜樹美さんがバイクから降りてきてそれらしい人生訓を述べるあたりもかっこいい!「どうした?何で泣きながら笑ってんだよ。誰だって、なんか背負ってんだよ。どっか痛いんだよ。だから泣くことは恥ずかしいことじゃない。・・・そして泣いたら泣いた分だけ強くなりな。」 キューン。まるで自分が慰められているようなこのセリフ。
「わりーか、おんどりゃー」「あめーこと言ってんじゃねえや、こりゃ」「なんだと、ごらー」土屋アンナが小気味いい。
「っざけんなおら~!」「なめんじゃねーや」  ああ、言ってみたい・・・。


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