アマンダおばさんの
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5月6日(月)

<近況>

VOL1;ティーカップサイズのシルバーのお母さん2頭が帝王切開でシルバーの赤ちゃんを産んだ。トントンの娘たちなのでトントンにはかけられない。ブリード友のKさん宅のシルバーティーカップ(1.6kg)にかけてもらった。以前交配してもらった佐藤マリンちゃんと同じお父さんだ。母犬父犬ともキュートな子達なので期待大。その中のFは普段1.7kgの体で何と4頭も生んでくれたのだった。偉いのはその子育てだ。離乳が始まったこの頃母犬用におっぱいが出るようにと缶詰をあげると不思議なことにお母さんは食べようとしない。普段はあまり与えない缶詰、涙が出る程食べたいに違いないのに。どうしたのだろう、具合でも悪いのだろうかと見ていると、そうではない。子犬達が食器に首を突っ込んで食べている姿に邪魔しないように遠巻きに眺めているのだった。母犬が食べようとする頃にはもう缶詰はない。可哀相に思って母犬のために缶詰を足してあげた。我慢をしてでも子犬を優先させる母犬の姿にはいつもながらに感動させられる。

VOL2;子供の日のお祝いで仙台在住の長女家族と長男家族が来てくれた。長男が最近胃カメラを飲んだとの話、私「バリウムで癌がわからないの?」というと、「バリウムでは見落としがあって安心はできない」、とのこと。やっとバリウムに慣れて検診ができるようになったというのに。「これはバリウムではない。バニラスムージーなのだ」と呪文をかけて飲んでいた。なのにカメラを飲まないといけないとは・・・。更に「家の家系に癌の人はいないから大丈夫なんじゃないの?」というと、「いや、まったくそれは関係ない」ときっぱり言う長男。たくさんの癌患者さんに接して手術を行ってきた長男が言うのだから大方間違いないのだろう。となると、どう予防したらよいのか。やはり食生活だろう。「食べ物が人の体を作る」・・・当たり前のこの真実を軽く考えてはいけないと改めて思った。脂肪の取り過ぎは癌化につながる。ラーメンも、ビーフステーキも、そして、どんぶり物もおさらばか・・・、ケーキや和菓子のスイーツもセーブしろと? 羽を付けて飛んで行くそれらの食べたものを泣きながら追っている自分がそこにいた。食べたものがそのまま100%身になっているとしか言いようのないこのボディー、高脂血症も相まって真剣にダイエットをしなければ。今日からご飯なしの納豆、さしみ、菜っ葉中心の食生活になるのかと思うと、残された人生、なんだか楽しみが半減した思いだ(^_^;)

VOL3;シルバーのPちゃん、そろそろリタイヤーの時期にさしかかる。里子で譲渡とも考えたが、特に懐いているのでリビングで同居させることにした。片手で抱き上げようとするとピョンとジャンプして乗ってくる。2kg前後の小振りなので軽くて楽だ。生活を共にする場合、まず初めにすることはトイレの躾だろう。以前リビングに放した時に決めた場所にうまくできなかったので、今回もてっきりダメだろうと思い、トイレシートをガムテープで張り付けた即席パンツを作って履かせた。パンツをはかせておけばどこでおしっこをしようと叱らずに済む。叱るくらいならおむつをして平和でいたほうがよっぽどまし、というわけだ。だが、数日経ったある日ふと見ると、おむつパンツをはいてトイレ・トレイの上でおしっこの構えをしているPちゃんの姿に出会ったのだ(^.^)。たまたま偶然かなと思っていたら、何度もその様子を目にするようになった。ひょっとしてトイレを覚えたのではないかと思い、試しに恐る恐るおむつを外してみた。すると何とおしっこもそしてウンチも外さずにトレイでするようになっていたのだった。皆さんにも言っている通りやはり叱らなくて良かったと思う。トイレの失敗で叱ると余計に混乱して覚えなくなる。褒めることに徹すると性格を損なうことなく自然にトイレを覚える。同じ同居犬のJちゃんと共におしっこのみならずウンチが見事にトイレ・トレーに 鎮座している風景はまさに芸術品並みの感動をさらっている。

VOL4;庭の薔薇は植えて以来数年が経ち、その枝葉を倍々に広げている。余計に庭が狭くなった感じだ。だが緑に覆われたこの秘密のガーデンは自己満足であっても心の潤いになっている。手入れはたいへんだが反面楽しみでもある。どの本にも書いてあるように良いバラに育てるためには水やりを控えめにすること。表土が乾いててっぺんの葉がしおれかかるまで水をあげてはいけない。また同じように肥料の与えすぎも根を痛め枯死させる原因になる。昨年は水やりが楽しくて毎日のようにせっせとウオータリングした。だが、やはり水を多く与えたために痩せ細った薔薇や枯れたものもある。薔薇のみならず植物の育成と子育ては同じなのではないかとまた思った。子育ても、干渉のし過ぎ、手のかけ過ぎは子供をダメにする。とことんまで手を貸さず、できるだけ自分の力で乗り越えていくよう見守るのが親のあるべき姿ではないだろうか。

今年小学4年になった孫のR君は、新任の担任がヒステリックな女性の先生のようで、学校に行きたくないと言い出し始めたようだ。母親である娘が初めての授業参観に行くと、静まり返った授業で手を挙げるのは僅かな生徒のみ。先生に怒られまいと緊張する嫌な雰囲気が漂っていたという。他のお母さんに聞くと、前の学年までは学校での様子を楽しげに話してくれた子供が新しい学年になってからは全く話してくれなくなった、と言う。ここまで聞くと何か先生に言ってやりたくなる。だが、世間にはいろいろな人間がいる。人の性格を変えることなんて到底出来ない事。世の中というものはそうしたいろいろな人間と何とかうまくやっていくしかないようにできているのだと思う。私自身も、そして聞くところによると4人の子供達も同じように何人か???の先生に出会ってきた。だが、例えマイナスの経験ではあっても振り返って見てそれが自分のプラスになっているということは無いだろうか。人が人を罰しなくとも問題があれば天はきっと見過ごすはずがなく、何らかの鉄槌をその人に課すことだろう。
今は、孫自身が自力で乗り越えられるよう木の上で見守ってあげたいと思う。薔薇が逞しく育ち花開くため、水やり、施肥を控えめにするのと同じように・・。









   







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